Capability Assess for Digital Security 結果の見方
Capability Assess for Digital Security を実施すると、以下のような結果が表示されます。
【診断結果(一例)】
1. 比較対象業務
JTAG財団では、業務や職務、役割の代表例としてサンプルプロファイルを153種類設定し、参考となるスキルバランスを指標化しています。サンプルプロファイルと自身の現状とのギャップを図ることができ、向上させるべきスキルとその程度を把握することができます。
※サンプルプロファイルについての説明はこちら
2. 合計スコア
スキル評価指標 大項目「領域・分野」の23種類において、JTAG評価レベル定義のレベル設定に由来する7レベルを上限とし、最大合計スコアを「23種類×7レベル=161ポイント」としています。
この合計スコアが視覚的に表現されたものがレーダーチャートです。レーダーチャートでは上から、時計回りに「ICT技術全般」「情報セキュリティ技術」「事業・管理・マネジメント・経営」で領域が分かれており、強み弱みがどの領域に分布しているかについて把握することができます。
3. マッチ度
マッチ度とは、JTAG財団が定義したサンプルプロファイルに対して、どの程度適合しているかを算出し、適合度をパーセントで表現しています。また、適合度は、100%以上の数値も許容しており、100%以上の場合は、その業務に対して「オーバースペック」であるということを意味します。
・マッチ度 重要項目のみ
→ サンプルプロファイルで選択した業務を遂行するために特に重要なスキルであるとJTAG財団が定義した指標(=重要評価ポイント)に対する適合度
・マッチ度 重要項目+非重要
→ サンプルプロファイルで選択した業務の大項目「領域・分野」23種類の指標に対する適合度
4. 重要評価ポイント
重要評価ポイントとは、その業務を遂行するために特に重要であるスキルをJTAG財団で定義しました。これらはあくまでJTAG財団が定義した指標であり、企業や団体によって異なるものなので、その点は使用に際して適宜読み替えてください。